当社は、１９１６（大正５）年に創業した東海鋼業株式会社を前身として、２０００（平成１２）年に発足した会社です。
　東海鋼業は、当初は官営八幡製鉄所で製造された鋼塊および鋼片の供給を受けて鋼板・条鋼および軽軌条を製造・販売する会社でしたが、１９６０（昭和３５）年に電気炉を新設して以来、国内資源である鉄スクラップをリサイクルし、異形棒鋼を製造する電気炉メーカーとして、九州のインフラ整備に貢献してまいりました。当社はその意思を受け継ぎ、電気炉・圧延工場に、優れた品質とエネルギー効率の両立を図るため、種々の最新鋭設備の導入や革新的技術を開発し、競争力のある電炉メーカーとして操業を続けております。
　２０１６（平成２８）年に合同製鐵株式会社の１００％子会社となり、合鐵グループの一員として、安全・品質・コストとあらゆる面で、全社横断的に設備機能・人材・知恵を活用しております。
　社会的にも省資源、省エネルギーの要請は高まっており、当社に要求される役割は更に高まってくるものと思われます。今後共、お客様の信頼と要望に応える高品質な製品供給を通じ、社会に貢献する企業経営に努めてまいりたいと考えております。